●地場卸、酒販店支援に積極化

 酒類卸の新潟酒販(本社・新潟市、池田貞一社長)は宅配酒販店チェーンと提携して一般酒販店の再生支援に乗り出す。同社は県内に9つの営業拠点を持ち、年商300億9000万円の地域最有力卸。スーパーやコンビニエンスストアなど他業態に比べ、環境適応が遅れている一般酒販店に新しいビジネスモデルを紹介することで販路の増強を図る。
 提携先は宅配システム「わんまいる」を広域展開しているファミリーネットワークシステムズ(本部=大阪市西淀川区、堀田茂社長)で、9月から取引酒販店に同システムヘの加盟募集を開始し、数年後には60〜80店規模にまで広げる構想。

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