●酒券扱いに悩む組合

 全国酒販協同組合連合会(全酒協、小泉利弘会長)は、協同組合に加盟していない小売酒販業者の酒券(ビール券、清酒券)取り扱い問題で悩みを深めている。酒券の商品価値は、酒類を販売するすべての店で使用できる点にある。
 ところが、最近、非組合員と椎測される店で酒券を便えなかったという消費者からのクレームが出て、行政から指導を受けた。そこで、全酒協は、非組合員の店でもスムーズに流通する酒券制度に整備する方針を打ち出したが、傘下の中には「組合員に有利な制度でなければ組織を維持でさない」と、これに難色を示している都道府県連合会や単位酒協組も少なくない。

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